「我々がここに来る事をどうして……？」
「タコタコ星人の仲良しのさぼさんが教えてくれたんですよ」
タコタコ星人と仲良しのさぼさんとは……？
原住民への聞き込み
早速原住民に「さぼさん」の話を聞くぐれべえ隊。
「がはっ、わて、ぼん。こっちは彼女のお嬢。かわいいやろ？」
「……」
幸せなカップルにぐれべえ隊長もやられた。
「さぼさんの事はよく知らないけど、タコタコ星人の事は聞いたことがあるよ」
黄色と緑の派手な原住民から重要な話を聞く。
「タコタコ星人はバナナの近くにいるんだ」
……バナナ……？
「さぼさんなら知ってるニャン」
「!?」
ついにぐれべえ隊は重要な手がかりを得た！
さぼさんは集落から少し離れた河べりに暮らしているらしい。
「さあ、行くぞ！ しゃあ隊員！！」
「ＺＺＺＺ……」
しゃあ隊員は夜を徹しての聞き込みにすっかり疲れ果てて眠っていた……
つかの間の休息（ちょっとコマーシャル）
「しゃあ隊員、よく寝てたね」
「……ＡＨＡＨＡＨＡ……」
このひとときの休息。その瞬間にも彼らの頭はタコタコ星人のことでいっぱいなのだ。（そのはずだ）
ついにぐれべえ隊はさぼさんに会う事ができた！
しかし、さぼさんはタコタコ星人について詳しくは語ろうとしない。
「男と男の約束なんだ、シュシュ」
タコタコ星人は男なのか!?
あくまで食い下がるぐれべえ隊長にさぼさんはしぶしぶ一枚の写真を見せてくれた。
「こ、これは……！」
「君達の情熱に負けて私は多くを語りすぎたようだ。もうこれ以上は何も教えられない、シュシュシュ」
「えー、そんなこといわないでさー、ケチケチケチイ!!」
「……ぐれべえ隊長？」
そして、ついにぐれべえ隊長の情熱に負けてさぼさんはタコタコ星人の生息地を教えてくれたのだ！！