マヤの思いもかけない行動に、一瞬の 沈黙、そしてざわめきが起こった。 「なに、あれ」 「椅子と一緒に倒れてるじゃない」 「そりゃあ椅子に座ってたら倒れるけど」 そんな人々の冷たい反応の中、異なる反応を している人間が二名いた。 月影先生。 「フフッ……」 そして、誰もがうらやむ大女優、姫川亜弓。 彼女の顔色は変わっていた。 |
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「これは舞台度胸を見ているんだわ……。 それにしても、なんて的確な判断。 それをこの一瞬で演じてしまうなんて。 しかもこの姿勢は一番自然だわ。この子は それを本能でやってのけている……」 |
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えー、「ガラスの仮面」を知らない人には全然判らないネタで……申し訳ございません。
しかもこのネタ、実は月影先生と亜弓さんが出ているところではありません。
まあ、かなり昔の話なので「そんな話があったな」といううろ覚えの方には受けてもらえるかと。
本当は「舞台あらし」の章の、マヤが商業劇場に「バイトさせてください!」って飛びこみで試験を
受けた時の話です。
多分。(漫画が実家なので、いまいち確認できない)
伊勢神宮への旅行で「ぐれべえとか座らせたらかわいいな」と衝動街してしまった100円のこの
椅子。
写真を取りまくっていた時にふとこのネタが浮かんでしまいました。
しかし、それにしてもキャストに無理があり過ぎじゃないか・・・?
亜弓さんがしゃあ、しかもこんな口のでかいアングルの写真、って……
これ見てる人で亜弓さんファンの方、まさかおられないでしょうねえ・・・。
しかしこれ、「ガラスの仮面」知らない人も楽しめますか・・・?(しゃあの口のでかさだけでもなんとか
ネタに・・・)