あとがき「青い夢で」
さて、「青い夢で」いかがだったでしょうか。 超久しぶり最新作のアップです。 といってももう2年以上前に書き上げたものですが。 過ごしている日々に既視感を感じ、どうやら自分は誰かの夢の中でリピートしているらしい、と気づく、というのが最初のネタです。 ……それがどうしてこうなった。 いやまあリピートしたいのは幸せな恋愛の日々、どうやってリピートできるようになったというと人外のものに夢を叶えてもらったから。それだけでは話としてパンチが弱いから、夢を叶えてくれた人外のものにそうなった経過を話させたいと思い…… 恋愛モードはいいとして、多分暗いよね。ヒロイン死んでるし、暗くなるよね。 ……暗い。 どこが。 いや、主人公のハルキは理屈っぽくって暗い。 魔人さんも決して明るくない。 ……アケミさんのせいかな……。 でも、ハルキと魔人さんのやりとか、楽しくてむっちゃノリノリで書いてしまいました。 ほっとくといくらでも書いてしたうタイプの会話でした。 当人たちは全然楽しくなかったでしょうが… ノートが余るなー、と思って無理やり対談とか書きました。オチがないので載せませんけど。 魔人さんが次は宇宙人の許にやってきて「ノートの半端を埋めるためにハルキとアケミの対談をセッティングせよ」という願いを受けた設定で。なんという無理くりな。それでもそれなりに楽しんで書いていました。 この三人、キャラ立ちしてたんだなー、と自分のことながら思ったり。死んでなかったらシリーズ化とかできそう(一体どんなシリーズ…?) 最初のノート書きではアケミさんの入院シーンはなかったのですが、今回追加しました。で、なんで最初いれなかったのか、と思うぐらいしっくりきました。 本当はハルキパートになったらアケミパートは入れないほうがいいかなと思っていたのですが、アケミのところに魔人さんが現れるとことかも入れたし、まあいいよね。 タイトルがどうにもいいものが浮かばなくて一応「青い夢」という題にしていたのですが、納得できないままワープロ打ちしてるうちに末尾に「で」とか「を」をつければいいんじゃない? と気づきました。 結局タイトルは「青い夢で」になりました。 「3つの願いを叶える」というテーマは楽しく、できればまた話を作りたいな、と思ってネタだけは温めています。 温めすぎて腐ってるんじゃないか、という気もしますが…… まあ、書いたとしてアップできるレベルかどうかわかりませんが、その際には是非またお会いしましょう! |