あとがき「雨が降る」

 比較的短い目ながらも本人は「らしくない」話なので気にいっている「雨が降る」いかがだった
でしょうか?
 「雨の時は独特の匂いがする」ということだけをネタにしたお話です。書いてる私は雨の匂いは
判る方で、周囲もそんなもんだと思っていたのですが、そうでもない人が知って意外でした。だから、
って話にすることはないと言う気もしますが。
 目が見えるようになったからといって、以前の知覚がそんなに鈍くなるのかどうかは疑問では
あります。まあ、フィクションと言うことで。
 このお話を書いていた時には気にならなかった主人公の今の状態と言うものが、ワープロ打ち
しながら少し気になりました。相手とはどういう友人なのかなーとか。この手の話は勢いで書いて
しまいますからねえ。


 ……とか呑気に書いていたら、相方が深読みして「それまで主人公は友人に語りかけていたのか
と思っていたのだが、最後のセンテンスで実は『別れてしまって今では友人のような関係になってし
まった元彼女』に話しかけていたのか! ヤラレタ!」と感動していたら、あとがきで上記のような事が
書いてあって……と言ってくれました。
 うーむ、確かにその方が……主人公と別れた彼女が付き合ってた時の主人公の過去について彼女
が思いを巡らせていたとか……
 こういう思いもかけない反響に素直に喜んだり、「もっと精進せにゃ」と思ったりします。
 うーん、でもやっぱりいろいろフクザツに入り組む話はイラチで単純な私には難しいですね。

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